犬鳴 村 あらすじ ネタバレ。 映画「犬鳴村」あらすじ、感想【清水崇 x 日本最恐の心霊スポット】

映画「犬鳴村」あらすじ、感想【清水崇 x 日本最恐の心霊スポット】

犬鳴 村 あらすじ ネタバレ

犬鳴村のネタバレ・みどころ 「日本屈指の心霊スポット」として名高い福岡県の「旧犬鳴村トンネル」。 そのトンネルの先には日本政府の統治が及ばない・地図にも乗らない「犬鳴村」があるという。 そこに入っていったものは戻って来られなかったとか、実際には1988年にはこの場所で殺人事件が起き、焼殺された犠牲者が見つかったなどなど「心霊」プラス「法が及ばない場所にいて、人間の形をしているが正体が不明のもの」という2つの恐怖から来ているらしい。 昔から霊間が強かった臨床心理士・森田奏の周囲で、突如奇妙な出来事が起こり始めた。 共通点は「犬鳴トンネル」。 奏は真相を突き止めるべく「犬鳴トンネル」に向かう。 「奇妙な出来事」の真相はいったいなんなのだろう・・・。 <奏の周りで起こる怪奇現象> 主人公の奏の兄・悠馬とその恋人の明菜は有名な心霊スポット「犬鳴村」に行こうとしていた。 「犬鳴村」を訪問し、撮影。 「心霊スポット動画」としてアップするのだ。 「犬鳴村」に行くには特別な方法があるらしい。 午前2時に鳴るというダム湖の横にある電話ボックスの公衆電話。 それを取り「今から行く」と告げると通じると言う。 悠馬と明菜は「旧犬鳴トンネル」に到着、撮影を進めていく。 トンネルを抜けた先には「コノ先、日本國憲法、通用セズ」と書かれた不気味な看板、そして犬鳴村があった。 明菜ははしゃぎながら、廃屋の扉を叩いて回るが応答はない。 明菜がトイレに行きたくなり、一軒の古びた民家に入りようを足すので、悠馬は場所を少し離れるように言われた。 仕方なしに少し離れた場所の廃屋を撮影しようと悠馬が中に入っていくとそこには「筑紫電力」と書かれ割れている鏡や、木製の檻、鉄製の手錠などがありそれを撮影していると、明菜の悲鳴が聞こえて来る。 明菜が何かに追われているかのように必死の形相でトンネルに向かって走ってくる。 パニックになっている明菜を悠馬がようやく捕まえ落ち着かせると、明菜の身体には無数のひっかき傷があり、血がにじんでいた。 悠馬は明菜を連れて犬鳴村から逃げ出した。 主人公奏は、臨床心理士を目指す研修医。 彼女は子供の頃から「見える」人で、霊感が強い。 勤務している病院でカウンセリングを受けるために入院中の少年・遼太郎の母から相談を受けた。 遼太郎が悪夢をみたり眠れなかったりするようだと。 そこで奏は遼太郎と話をするが、彼には「あっちのママ」が見えているらしい。 そしてそのことは、内緒にするように言われているとのことだった。 遼太郎とその母を見送る奏の「背後」に手を振る遼太郎。 気が付くと奏の背後には生気のない顔をした女の姿があった。 奏は他の看護師が声をかけるまで動くことができなかった。 と、その時、奏のポケットのスマホが鳴る。 兄の悠馬からの電話だった。 悠馬と一緒に犬鳴村を訪ねた明菜の様子がおかしという。 明菜はあの日戻ってから、気味の悪い歌を歌いながら絵を描き続けているという。 その明菜が「トイレに行く」と言って席を立つ。 悠馬は奏の霊感が強い事を知っているため相談したのだが、奏は病院の受信を薦めた。 そのうち弟の康太が慌てて2人のいる離れに「明菜ちゃんがオシッコしてる!」と知らせてきた。 彼女は歌を歌いながらオシッコを垂れ流し、そのまま敷地の外に出て行ったと言う。 悠馬、奏、康太の3人で明菜を探していたところ、鉄塔のそばで明菜を探していた悠馬に電話がかってきた。 「いま、そっちに行くからね」と電話の向こうの明菜は言い、鉄塔の上から明菜が落下してきた。 彼女は頭を強打し死亡。 明菜の葬儀が行われている葬儀場では、明菜の父に責められる悠馬がいた。 明菜の父は、遅れてやってきた悠馬の父・晃にもつかみかかり「お前のとこのボンクラと付き合うから明菜が死んだ」と激しく責めた。 奏達の父・晃はプライドが高く傲慢だ。 いつも母親を見下し、兄の事も「育て方を間違えた」と思っているのだ。 そして葬儀場に来ていた、奏の家とは古いつき合いの医師、山野辺が「明菜の死因が溺死」だと告げる。 「こういう死に方した人間を何人も見た、次は我々の番かもしれない」と言い、さらには奏のそばを通る時、奏に「この犬殺しが」と言ったのだ。 明菜の葬儀が終わり皆、家に戻った。 弟の康太はオカルト好きで奏に犬鳴村の自作のジオラマを見せてくれていた時、悠馬は仲間と共に車で再び犬鳴村を訪れようとしていた。 明菜の死を解明するためだ。 それを追いかけて康太は部屋を飛び出していってしまう。 奏が背後に嫌な気配を感じ振り向くとそこには、ハンチング帽を被った男がいたが、すぐに姿を消した。 悠馬は仲間と4人で再び旧犬鳴トンネルの前にいたが、明菜と訪ねた時にはなかったブロックにより閉鎖されていた。 悠馬はブロックを乗り越え中に進んでいく。 一緒に来た仲間はあきれて帰ってしまった。 こっそり兄の車に乗り込んでいた康太は兄を追ってブロックを登ろうとするが、悠馬に止められて「入ってくるな」と言われるが誤って転落してしまう。 悠馬と康太はそこで昔の服装を身にまとい、死んだ明菜が歌っていた歌を口ずさむ人に囲まれ、それに呑まれて姿を消した。 その後、森田家の主治の医山野辺は病院に運ばれ、ベッドのうえで謎の溺死をし、悠真の友人3人は、トンネル近くの電話ボックスで遺体で発見されてしまった。 悠馬と康太の失踪後、奏は自分の父親・晃が母・綾乃に対する態度に違和感をおぼえる。 さらには医師の山野辺が死に際に「お前ら犬殺しの血のせいだ」と言ったことの謎を解くため、母方の祖父・中村隼人を訪ねた。 祖父に話を聞くと、祖母は祖父が幼いころに彼の家の前に捨てられていた子供だった。 また祖母には幼いころから不思議な能力があり、他人の妊娠や死亡を察知したりできたと言うのだ。 奏は幼いころに祖母とある青年を見かけたことを思い出し、犬鳴村が沈んでいるダム湖を訪ねてみた。 そこで奏は謎の青年・健司に出会う。 彼は「見せたいものがある」と奏をある場所に連れて行き、かつての犬鳴村の様子を撮影したフィルムを見せる。 それは痩せた土地に暮らす村人たちが、生きるために、山犬を狩りその肉を食い、毛皮で日用品を作って暮らしていたという記録のフィルムだ。 しかし、ある日突然そこに企業の人間が来て、親しそう交流しているように見せ内部に入り込み、次第に犬鳴村についての悪評を流し、犬鳴村を孤立させていった。 「村の女性たちは犬と交わっている」という噂まで流していたのだった。 その企業とは「筑紫電力」で、そのトップはその場所にダムを建設することを目論んでいたためにそんな仕打ちをした。 そして奏は、そのフィルムに映る社長は自分の父方の祖父だということに気が付く。 健司に「悲劇を止められるのは君しかいない」と言われた奏は、その夜、健司と一緒に犬鳴村へ行くことを決めた。 <奏が犬鳴村に行き、得た真相は。 > 行方不明の兄と弟・康太を探すためにも犬鳴村へ行くことを決めた奏。 実家に戻ると家の周りには「呪われた一家・犬殺し」などと落書きがされ、家に入ると母親が浴室で犬のようにうなり声をあげ、食事を四つん這いでむさぼっている姿があった。 それを父の晃が必死に抱きせていた。 その姿を見た奏は2階の康太の部屋に逃げ込んだ。 するとそこで「犬鳴村へ行く方法」が示され、明菜が映っている動画の入ったSDカードを見つけてしまう。 奏は例のダム湖のそばにある電話ボックスに行き、深夜2時に電話がかかってくるのを待っていた。 ベルが鳴り受話器を取ると電話からは助けを求める兄と弟の声がした。 奏はその声に応え「待ってて!」と言うとトンネルに向かった。 そこには前途を阻むブロックは無く、奏は意を決し歩き出した。 するとそこにハンチング帽の男・健司が現れる。 彼は奏に「君に託したいものがある」と言い、先に立って歩き出す。 奏は彼に続いた。 トンネルを抜け、荒れ果てた犬鳴村につくと辺りには死体が転がっている。 犬鳴村はもうすぐダムの底に沈むという状況のようだった。 高台に建つ小屋に行くと、悠馬と康太が木の檻に閉じ込められ、その2階にはへその緒が付いたままの赤ん坊と横たわる母親の姿があった。 その女は摩耶、健司の恋人だった。 健司はへその緒を自分の口で噛み切ると奏に「血を絶やさないでくれ」と赤ん坊を渡した。 赤ん坊を抱き、悠馬と康太と一緒に小屋を抜け出した奏。 しかし犬達が追ってくる気配がする。 犬のようなうなり声をあげながら、赤ん坊の母親の摩耶と共に犬鳴村で命を落とした大勢の村人が襲い掛かって来た。 犬鳴村の伝説にある「犬人(いぬびと)」となった人々だ。 もう諦めようとした奏だったが兄の悠馬が摩耶を押さえつけ、奏と康太を逃がしてくれた。 奏と康太は肩を落とし山を下りた。 だが途中で気を失い、奏は不思議な光景を見る。 子供の姿の祖父・隼人が家の前で「とうちゃん、大変だ、赤ん坊がいる!」と言っている光景だ。 気が付くと奏と康太は病院のベッドの上。 康太は夢の中で化け物に襲われたと言う。 しかし奏は「あれは化け物ではなくて摩耶さん、あの人が居なかったら私たちはいま、ここにいない」と言うのだった。 数日後、兄の悠馬の遺体が発見され、立ち会った奏は異様な形をしている兄の下半身を見てしまう。 そこには健司と摩耶のほとんど骨だけの遺体がしがみついていた。 奏は健司と摩耶の遺体を祖母のお墓に入れてもらうため、再び祖父・隼人の元を訪ねた。 お墓を去る時に振り替えると健司と摩耶が笑顔でこちらを見ていた。 奏の勤務する病院には母と父の姿があった。 母は車椅子に座り、父がそれを押し散歩している。 遼太郎は、カウンセリングを終えて退院することになった。 遼太郎の両親に礼を言われ、奏が遼太郎に別れを告げると「お友達によろしくって、ママが」と言う遼太郎。 その遼太郎の瞳は大きくなり犬のうなり声のようなものが聞こえ、そこを離れ歩き出した奏の瞳も大きくなり口元からは牙がのぞいていた。

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映画「犬鳴村」あらすじ、感想【清水崇 x 日本最恐の心霊スポット】

犬鳴 村 あらすじ ネタバレ

映画「犬鳴村」のネタバレあらすじ 森田悠真は、ユーチューバーをしている恋人の西田明菜に連れられて、心霊スポットとして有名な「犬鳴村」を目指していました。 今は既になくなっているその村に行くためには、深夜2時に、ある電話ボックスにかかってくる呼び出しに応答しなければならず、二人がその場所へ着くと、噂通りに電話が鳴り始めます。 受話器からは水の流れるような音しかしませんでしたが、彼らの目の前に突然、「犬鳴村」へと続くトンネルが現れました。 トンネル内の不気味な雰囲気に躊躇する悠真を背にして、明菜は好奇心から突き進んでいきます。 トンネルの出口には「コノ先、日本国憲法通用セズ」の看板があり、「犬鳴村」へ到着したことを知る二人。 その不気味な村の様子に悠真は更に怖気つきますが、興味津々な明菜は探索を始めます。 二人が別行動していると、明菜の身に怪異現象が起こり、パニックになった二人は村から逃げ出すのでした。 森田奏は、臨床心理士として遼太郎という少年を担当することになります。 「本当のママに怒られる」と繰り返すその少年が手をふる先に、何者かの存在を感じる奏。 そんな時に、兄の悠真から「明菜の様子が変だ」と連絡を受けます。 明菜は不気味な童歌を口ずさんでいて、心ここにあらずでした。 奏の弟の康太は、小学校の自由研究のテーマを「犬鳴村」にしていて、悠真の話に強い関心を持ちますが、父の晃は不快感を露わにします。 そんな晃のことをどこか恐れている様子の母・綾乃でした。 悠真は、幼い頃から霊感が強い奏のことを頼りにしていて、犬鳴村に行ってから、おかしくなってしまった明菜を助けてほしいと頼み込みます。 ところが、相談している間に、明菜が一人でいなくなったのです。 慌てて飛び出して、明菜を探しに出かけた悠真でしたが、近くの鉄塔から飛び降りる明菜を目の当たりにしてしまいました。 明菜の葬儀で、晃は明菜の父親に「森田の血は汚れている」と罵倒されます。 晃は、医師の山野辺から、明菜の肺の中に不自然な水があったことを聞かされ、何かに気づきました。 悠真は明菜の復讐のために、「犬鳴村」へ村を燃やす目的で仲間と共に向かいます。 「旧犬鳴トンネル」の前に到着しましたが、以前明菜と来た時にはなかったバリケードがそこにはあり、中に入れなくなっていました。 復讐に燃える悠真は、封鎖されてない箇所から無理矢理トンネル内部に入りますが、そんな異常な様子の悠真に、仲間は恐ろしくなって逃げ出してしまいました。 そこへ、悠真の車の中にこっそり忍び込んでいた康太が来て、トンネルの中に入ろうとします。 中で絶叫した声を上げる悠真。 悠真は康太にこっちに来ないように言いますが、康太はバリケードの上から足を滑らせ、 中に入ってきてしまいます。 悠真と康太の二人は、どこからともなく現れた不気味な集団に取り囲まれてしまいました。 二人の兄弟はそのまま行方不明になります。 奏は行方不明になった兄弟を探すため、「犬鳴村」へ向かうことになるのでした。 映画「犬鳴村」のラスト結末 奏の周囲で起こり始める異変 悠真と健太の捜索に出た森田家と悠真の仲間、そして警察の一行は、「旧犬鳴トンネル」のバリケードで康太のカメラを発見します。 悠真と康太の身に何か起こった現場を発見した一行ですが、バリケードのせいですぐには捜索ができそうもないと警察が判断しました。 そのことで、二人が心配な母・綾乃は取り乱し、突如豹変し始めます。 獣のように暴れまわり、晃にもケガを負わせてしまいました。 二人の身を案じながらも仕事を続けていた奏。 ある日、奏が担当していた遼太郎が緊急搬送されて、奏は遼太郎の看病をします。 疲れて眠ってしまった奏は、寝ている間に遼太郎がいなくなっていることに気づき、探し始めます。 遼太郎は危篤状態で運ばれた山野辺医師の病室の前にいました。 病室からは聞こえるはずのない大勢のうめき声が聞こえてきて、山野辺は「おぼれ死ぬ」と奏に伝えます。 その頃、悠真の仲間が、午前2時に電話が鳴る都市伝説がある例の電話ボックスで、溺死するという事件が起こりました。 森田の血筋 自分の周囲で度重なる怪異現象が起きていることで、森田家の血筋について調べ始める奏は、真相を探るために祖父の隼人のもとを訪ねます。 そこで、亡くなった祖母は奏のように霊感が強く、身寄りもなく、家の前に捨てられていた子どもだと聞かされました。 そして、「犬鳴村」はダムの底に沈み、今はすでになくなっている村であることも知らされます。 犬鳴ダムを眺めている奏のもとへ、成宮健司が現れました。 奏が幼い頃から、その姿が時々見えていた謎の青年・健司は奏に伝えたいことがあると、昔の記録映像を見せます。 そこで、奏は自分の先祖が村人を騙し、ダムを建設するために村を沈めたことを知るのでした。 犬鳴村の籠井摩耶 犬鳴村と対峙する覚悟を決めた奏は、健司の協力を得て、村で閉じ込められている悠真と康太のもとへと辿り着きます。 二人を救出するために必要なカギを探しているときに、奏は村の女性・籠井摩耶と出会います。 摩耶のそばには生まれたばかりの赤ん坊がいて、村がダムに沈んでしまう事を知る健司からその赤ん坊も一緒に連れて逃げてほしいとお願いされるのでした。 しかし、摩耶は赤ん坊と離ればなれになることに納得せず、狂犬のように暴れて襲ってきます。 健司と悠真がそれを抑えている隙に、奏と赤ん坊と康太はなんとか犬鳴村から逃げのびました。 辿り着いた民家の前で、赤ん坊を寝かせた直後、倒れた奏でしたが、気が付くと祖父・隼人の家の前にいました。 犬鳴村の血筋 数日後、犬鳴村が沈むダムから悠真の死体が発見されます。 奏は兄・悠真の両足に健司と摩耶のものと思われる、白骨死体がしがみついているのを目撃するのでした。 その後、退院する遼太郎を、仕事に復帰したばかりの奏が見送ります。 奏の後ろ姿をみつめる遼太郎が尖った犬歯を見せました。 そして、奏もまた同じように鋭い尖った犬歯をむき出しにして、病院の廊下を歩いてくのでした。 以上が、映画「犬鳴村」のネタバレあらすじとなります。 映画「犬鳴村」の感想 本作は都市伝説をテーマにした、ただの怪談話ではなく、そのテーマに沿った重厚な人間ドラマが描かれています。 森田家のルーツや血筋、現在と過去の時間軸を結びつける電話ボックス、村の入り口となる「旧犬鳴トンネル」など、要所に都市伝説の話を組み込み構築された話は、実際の心霊スポットということもあり、リアルな恐怖感を感じることができました。 ラストの主人公の犬化の演出も、身近に犬化する「犬鳴村」の血筋の人間がいるかもしれない、という映画の視聴者を当事者に巻き込むような感覚にしてくるので、あとからジワジワくるような恐ろしさも感じました。 興味を持たれ方は是非観てみてくださいね。 ロケ地や撮影場所については、こちらを見てみてください。

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犬鳴村

犬鳴 村 あらすじ ネタバレ

犬鳴村のネタバレ・みどころ 「日本屈指の心霊スポット」として名高い福岡県の「旧犬鳴村トンネル」。 そのトンネルの先には日本政府の統治が及ばない・地図にも乗らない「犬鳴村」があるという。 そこに入っていったものは戻って来られなかったとか、実際には1988年にはこの場所で殺人事件が起き、焼殺された犠牲者が見つかったなどなど「心霊」プラス「法が及ばない場所にいて、人間の形をしているが正体が不明のもの」という2つの恐怖から来ているらしい。 昔から霊間が強かった臨床心理士・森田奏の周囲で、突如奇妙な出来事が起こり始めた。 共通点は「犬鳴トンネル」。 奏は真相を突き止めるべく「犬鳴トンネル」に向かう。 「奇妙な出来事」の真相はいったいなんなのだろう・・・。 <奏の周りで起こる怪奇現象> 主人公の奏の兄・悠馬とその恋人の明菜は有名な心霊スポット「犬鳴村」に行こうとしていた。 「犬鳴村」を訪問し、撮影。 「心霊スポット動画」としてアップするのだ。 「犬鳴村」に行くには特別な方法があるらしい。 午前2時に鳴るというダム湖の横にある電話ボックスの公衆電話。 それを取り「今から行く」と告げると通じると言う。 悠馬と明菜は「旧犬鳴トンネル」に到着、撮影を進めていく。 トンネルを抜けた先には「コノ先、日本國憲法、通用セズ」と書かれた不気味な看板、そして犬鳴村があった。 明菜ははしゃぎながら、廃屋の扉を叩いて回るが応答はない。 明菜がトイレに行きたくなり、一軒の古びた民家に入りようを足すので、悠馬は場所を少し離れるように言われた。 仕方なしに少し離れた場所の廃屋を撮影しようと悠馬が中に入っていくとそこには「筑紫電力」と書かれ割れている鏡や、木製の檻、鉄製の手錠などがありそれを撮影していると、明菜の悲鳴が聞こえて来る。 明菜が何かに追われているかのように必死の形相でトンネルに向かって走ってくる。 パニックになっている明菜を悠馬がようやく捕まえ落ち着かせると、明菜の身体には無数のひっかき傷があり、血がにじんでいた。 悠馬は明菜を連れて犬鳴村から逃げ出した。 主人公奏は、臨床心理士を目指す研修医。 彼女は子供の頃から「見える」人で、霊感が強い。 勤務している病院でカウンセリングを受けるために入院中の少年・遼太郎の母から相談を受けた。 遼太郎が悪夢をみたり眠れなかったりするようだと。 そこで奏は遼太郎と話をするが、彼には「あっちのママ」が見えているらしい。 そしてそのことは、内緒にするように言われているとのことだった。 遼太郎とその母を見送る奏の「背後」に手を振る遼太郎。 気が付くと奏の背後には生気のない顔をした女の姿があった。 奏は他の看護師が声をかけるまで動くことができなかった。 と、その時、奏のポケットのスマホが鳴る。 兄の悠馬からの電話だった。 悠馬と一緒に犬鳴村を訪ねた明菜の様子がおかしという。 明菜はあの日戻ってから、気味の悪い歌を歌いながら絵を描き続けているという。 その明菜が「トイレに行く」と言って席を立つ。 悠馬は奏の霊感が強い事を知っているため相談したのだが、奏は病院の受信を薦めた。 そのうち弟の康太が慌てて2人のいる離れに「明菜ちゃんがオシッコしてる!」と知らせてきた。 彼女は歌を歌いながらオシッコを垂れ流し、そのまま敷地の外に出て行ったと言う。 悠馬、奏、康太の3人で明菜を探していたところ、鉄塔のそばで明菜を探していた悠馬に電話がかってきた。 「いま、そっちに行くからね」と電話の向こうの明菜は言い、鉄塔の上から明菜が落下してきた。 彼女は頭を強打し死亡。 明菜の葬儀が行われている葬儀場では、明菜の父に責められる悠馬がいた。 明菜の父は、遅れてやってきた悠馬の父・晃にもつかみかかり「お前のとこのボンクラと付き合うから明菜が死んだ」と激しく責めた。 奏達の父・晃はプライドが高く傲慢だ。 いつも母親を見下し、兄の事も「育て方を間違えた」と思っているのだ。 そして葬儀場に来ていた、奏の家とは古いつき合いの医師、山野辺が「明菜の死因が溺死」だと告げる。 「こういう死に方した人間を何人も見た、次は我々の番かもしれない」と言い、さらには奏のそばを通る時、奏に「この犬殺しが」と言ったのだ。 明菜の葬儀が終わり皆、家に戻った。 弟の康太はオカルト好きで奏に犬鳴村の自作のジオラマを見せてくれていた時、悠馬は仲間と共に車で再び犬鳴村を訪れようとしていた。 明菜の死を解明するためだ。 それを追いかけて康太は部屋を飛び出していってしまう。 奏が背後に嫌な気配を感じ振り向くとそこには、ハンチング帽を被った男がいたが、すぐに姿を消した。 悠馬は仲間と4人で再び旧犬鳴トンネルの前にいたが、明菜と訪ねた時にはなかったブロックにより閉鎖されていた。 悠馬はブロックを乗り越え中に進んでいく。 一緒に来た仲間はあきれて帰ってしまった。 こっそり兄の車に乗り込んでいた康太は兄を追ってブロックを登ろうとするが、悠馬に止められて「入ってくるな」と言われるが誤って転落してしまう。 悠馬と康太はそこで昔の服装を身にまとい、死んだ明菜が歌っていた歌を口ずさむ人に囲まれ、それに呑まれて姿を消した。 その後、森田家の主治の医山野辺は病院に運ばれ、ベッドのうえで謎の溺死をし、悠真の友人3人は、トンネル近くの電話ボックスで遺体で発見されてしまった。 悠馬と康太の失踪後、奏は自分の父親・晃が母・綾乃に対する態度に違和感をおぼえる。 さらには医師の山野辺が死に際に「お前ら犬殺しの血のせいだ」と言ったことの謎を解くため、母方の祖父・中村隼人を訪ねた。 祖父に話を聞くと、祖母は祖父が幼いころに彼の家の前に捨てられていた子供だった。 また祖母には幼いころから不思議な能力があり、他人の妊娠や死亡を察知したりできたと言うのだ。 奏は幼いころに祖母とある青年を見かけたことを思い出し、犬鳴村が沈んでいるダム湖を訪ねてみた。 そこで奏は謎の青年・健司に出会う。 彼は「見せたいものがある」と奏をある場所に連れて行き、かつての犬鳴村の様子を撮影したフィルムを見せる。 それは痩せた土地に暮らす村人たちが、生きるために、山犬を狩りその肉を食い、毛皮で日用品を作って暮らしていたという記録のフィルムだ。 しかし、ある日突然そこに企業の人間が来て、親しそう交流しているように見せ内部に入り込み、次第に犬鳴村についての悪評を流し、犬鳴村を孤立させていった。 「村の女性たちは犬と交わっている」という噂まで流していたのだった。 その企業とは「筑紫電力」で、そのトップはその場所にダムを建設することを目論んでいたためにそんな仕打ちをした。 そして奏は、そのフィルムに映る社長は自分の父方の祖父だということに気が付く。 健司に「悲劇を止められるのは君しかいない」と言われた奏は、その夜、健司と一緒に犬鳴村へ行くことを決めた。 <奏が犬鳴村に行き、得た真相は。 > 行方不明の兄と弟・康太を探すためにも犬鳴村へ行くことを決めた奏。 実家に戻ると家の周りには「呪われた一家・犬殺し」などと落書きがされ、家に入ると母親が浴室で犬のようにうなり声をあげ、食事を四つん這いでむさぼっている姿があった。 それを父の晃が必死に抱きせていた。 その姿を見た奏は2階の康太の部屋に逃げ込んだ。 するとそこで「犬鳴村へ行く方法」が示され、明菜が映っている動画の入ったSDカードを見つけてしまう。 奏は例のダム湖のそばにある電話ボックスに行き、深夜2時に電話がかかってくるのを待っていた。 ベルが鳴り受話器を取ると電話からは助けを求める兄と弟の声がした。 奏はその声に応え「待ってて!」と言うとトンネルに向かった。 そこには前途を阻むブロックは無く、奏は意を決し歩き出した。 するとそこにハンチング帽の男・健司が現れる。 彼は奏に「君に託したいものがある」と言い、先に立って歩き出す。 奏は彼に続いた。 トンネルを抜け、荒れ果てた犬鳴村につくと辺りには死体が転がっている。 犬鳴村はもうすぐダムの底に沈むという状況のようだった。 高台に建つ小屋に行くと、悠馬と康太が木の檻に閉じ込められ、その2階にはへその緒が付いたままの赤ん坊と横たわる母親の姿があった。 その女は摩耶、健司の恋人だった。 健司はへその緒を自分の口で噛み切ると奏に「血を絶やさないでくれ」と赤ん坊を渡した。 赤ん坊を抱き、悠馬と康太と一緒に小屋を抜け出した奏。 しかし犬達が追ってくる気配がする。 犬のようなうなり声をあげながら、赤ん坊の母親の摩耶と共に犬鳴村で命を落とした大勢の村人が襲い掛かって来た。 犬鳴村の伝説にある「犬人(いぬびと)」となった人々だ。 もう諦めようとした奏だったが兄の悠馬が摩耶を押さえつけ、奏と康太を逃がしてくれた。 奏と康太は肩を落とし山を下りた。 だが途中で気を失い、奏は不思議な光景を見る。 子供の姿の祖父・隼人が家の前で「とうちゃん、大変だ、赤ん坊がいる!」と言っている光景だ。 気が付くと奏と康太は病院のベッドの上。 康太は夢の中で化け物に襲われたと言う。 しかし奏は「あれは化け物ではなくて摩耶さん、あの人が居なかったら私たちはいま、ここにいない」と言うのだった。 数日後、兄の悠馬の遺体が発見され、立ち会った奏は異様な形をしている兄の下半身を見てしまう。 そこには健司と摩耶のほとんど骨だけの遺体がしがみついていた。 奏は健司と摩耶の遺体を祖母のお墓に入れてもらうため、再び祖父・隼人の元を訪ねた。 お墓を去る時に振り替えると健司と摩耶が笑顔でこちらを見ていた。 奏の勤務する病院には母と父の姿があった。 母は車椅子に座り、父がそれを押し散歩している。 遼太郎は、カウンセリングを終えて退院することになった。 遼太郎の両親に礼を言われ、奏が遼太郎に別れを告げると「お友達によろしくって、ママが」と言う遼太郎。 その遼太郎の瞳は大きくなり犬のうなり声のようなものが聞こえ、そこを離れ歩き出した奏の瞳も大きくなり口元からは牙がのぞいていた。

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