看護師 コロナ。 コロナ感染拡大のピーク時には48時間勤務も 看護師が語る現場の苦境

軽症者死亡「こんな急変するなんて」 看護師が語るコロナ最前線 (1/3ページ)

看護師 コロナ

病院の規模は関係なく、医療現場はコロナとの闘いに追われている(写真:chee gin tan/iStock) 「4月中旬にスタッフの新型コロナ陽性反応を確認。 5月に入って、スタッフ2名と入院患者2名に陽性反応が出て、『クラスター発生』と判断されました。 それを聞いたとき、実は私、『やっぱりな……』と妙に納得していたんです。 仕事をしていて『この状況は危険すぎる』と思う場面があまりに多かった。 だから、『ついにきたのか』という気持ちでした。 不安だけどやりきるしかない状況に、自分なりの『命の覚悟』をしながら、現場の対応をしていました」 約1カ月前、横浜市内で看護師をしている水木ゆいさん(仮名、46歳)は、新型コロナのクラスターとなった病院の現場にいた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、日本でいったん沈静化しつつある。 海外ではまだ爆発的な広がりが続いており、日本でも「第2波」の到来が懸念され、まるで油断はできないものの、この状況に抑え込むまでは医療現場で働く人たちの並々ならぬ苦労と努力があった。 それは感染者受け入れ病院だけでなく、クラスターの起こった小さな病院でも同じだ。 突如としてコロナクラスターの渦中に放り込まれた小さな病院の看護師は、どういう状況で、何を思い、考え、行動していたのか。 「クルーズ船のニュース」を見て血の気が引いた 2020年2月5日、横浜の大黒ふ頭港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から新型コロナウイルスの陽性者が10人確認された。 テレビでそのニュースを見た水木さんは「同じ市内だし、もしうちの病院でコロナが発生したら、クラスターになる可能性が高すぎる」と思い、恐怖を覚えたという。 当時の新型コロナの症状といえば、まだ味覚や嗅覚の異常が出るという特徴的なものはなく、一般的な風邪の症状とほぼ変わらないとされていた。 もし新型コロナにかかってしまっても、患者が感染の自覚もなく、普通に来院することは容易に想像できた。 水木さんが勤務する病院は4月下旬まで、発熱者の待機場所は外来の待合室の一角に設けてあった。 隔離はしていなかった。 水木さんは「もしもそこにコロナ感染者がいたら?」と想像し、危険なのではないかと思っていた。 水木さんは、病院の感染対策は上層部の考え方次第であり、病院差が大きいと感じていた。

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「犯人捜し避けたい」看護師感染の病院、覚悟の名乗り|【西日本新聞ニュース】

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病院の規模は関係なく、医療現場はコロナとの闘いに追われている(写真:chee gin tan/iStock) 「4月中旬にスタッフの新型コロナ陽性反応を確認。 5月に入って、スタッフ2名と入院患者2名に陽性反応が出て、『クラスター発生』と判断されました。 それを聞いたとき、実は私、『やっぱりな……』と妙に納得していたんです。 仕事をしていて『この状況は危険すぎる』と思う場面があまりに多かった。 だから、『ついにきたのか』という気持ちでした。 不安だけどやりきるしかない状況に、自分なりの『命の覚悟』をしながら、現場の対応をしていました」 約1カ月前、横浜市内で看護師をしている水木ゆいさん(仮名、46歳)は、新型コロナのクラスターとなった病院の現場にいた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、日本でいったん沈静化しつつある。 海外ではまだ爆発的な広がりが続いており、日本でも「第2波」の到来が懸念され、まるで油断はできないものの、この状況に抑え込むまでは医療現場で働く人たちの並々ならぬ苦労と努力があった。 それは感染者受け入れ病院だけでなく、クラスターの起こった小さな病院でも同じだ。 突如としてコロナクラスターの渦中に放り込まれた小さな病院の看護師は、どういう状況で、何を思い、考え、行動していたのか。 「クルーズ船のニュース」を見て血の気が引いた 2020年2月5日、横浜の大黒ふ頭港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から新型コロナウイルスの陽性者が10人確認された。 テレビでそのニュースを見た水木さんは「同じ市内だし、もしうちの病院でコロナが発生したら、クラスターになる可能性が高すぎる」と思い、恐怖を覚えたという。 当時の新型コロナの症状といえば、まだ味覚や嗅覚の異常が出るという特徴的なものはなく、一般的な風邪の症状とほぼ変わらないとされていた。 もし新型コロナにかかってしまっても、患者が感染の自覚もなく、普通に来院することは容易に想像できた。 水木さんが勤務する病院は4月下旬まで、発熱者の待機場所は外来の待合室の一角に設けてあった。 隔離はしていなかった。 水木さんは「もしもそこにコロナ感染者がいたら?」と想像し、危険なのではないかと思っていた。 水木さんは、病院の感染対策は上層部の考え方次第であり、病院差が大きいと感じていた。

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看護師のコロナストレスとは?差別や偏見も?ナースたちの家族の意見も

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病院の規模は関係なく、医療現場はコロナとの闘いに追われている(写真:chee gin tan/iStock) 「4月中旬にスタッフの新型コロナ陽性反応を確認。 5月に入って、スタッフ2名と入院患者2名に陽性反応が出て、『クラスター発生』と判断されました。 それを聞いたとき、実は私、『やっぱりな……』と妙に納得していたんです。 仕事をしていて『この状況は危険すぎる』と思う場面があまりに多かった。 だから、『ついにきたのか』という気持ちでした。 不安だけどやりきるしかない状況に、自分なりの『命の覚悟』をしながら、現場の対応をしていました」 約1カ月前、横浜市内で看護師をしている水木ゆいさん(仮名、46歳)は、新型コロナのクラスターとなった病院の現場にいた。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、日本でいったん沈静化しつつある。 海外ではまだ爆発的な広がりが続いており、日本でも「第2波」の到来が懸念され、まるで油断はできないものの、この状況に抑え込むまでは医療現場で働く人たちの並々ならぬ苦労と努力があった。 それは感染者受け入れ病院だけでなく、クラスターの起こった小さな病院でも同じだ。 突如としてコロナクラスターの渦中に放り込まれた小さな病院の看護師は、どういう状況で、何を思い、考え、行動していたのか。 「クルーズ船のニュース」を見て血の気が引いた 2020年2月5日、横浜の大黒ふ頭港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から新型コロナウイルスの陽性者が10人確認された。 テレビでそのニュースを見た水木さんは「同じ市内だし、もしうちの病院でコロナが発生したら、クラスターになる可能性が高すぎる」と思い、恐怖を覚えたという。 当時の新型コロナの症状といえば、まだ味覚や嗅覚の異常が出るという特徴的なものはなく、一般的な風邪の症状とほぼ変わらないとされていた。 もし新型コロナにかかってしまっても、患者が感染の自覚もなく、普通に来院することは容易に想像できた。 水木さんが勤務する病院は4月下旬まで、発熱者の待機場所は外来の待合室の一角に設けてあった。 隔離はしていなかった。 水木さんは「もしもそこにコロナ感染者がいたら?」と想像し、危険なのではないかと思っていた。 水木さんは、病院の感染対策は上層部の考え方次第であり、病院差が大きいと感じていた。

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